石橋自然農園

ノーベル賞の街、飛騨神岡の天空の里「山之村」で無農薬野菜、平飼い養鶏、キノコ栽培をしています。

寒干し大根の季節

 

おはようございます。今朝は寒かったですね!

 

天空の里「山之村」12月12日(月)の今朝の気温は・・・

ナント、マイナス10度

 

今季初めて最低気温を更新しました。

 

この極寒の季節が良質な「寒干し大根」を作るのに欠かせない条件の一つです。

 

でも、来月5日の「寒の入り」まで寒干し作りはもう少しお預け。

 

 

それは、昔から作り続けられてきている寒干し大根は、1年で最も寒くなる「寒中」から作り始めるからなんです。

寒い日にはマイナス20度近い中、吐く息を凍らせながら作るんですよ。

 

2m近い雪を堀りあげ、土室(つちの中で保存)で保存した大根は湯気を上げます。

土の中でちゃんと呼吸しているんですね。

 

さて、寒干し用の大根とは別に、今年初挑戦の大根づくりがあります。

 

氷点下10度を超えると樹氷が見られます。

 

それは・・・。

 

続きは次回にアップしますのでお楽しみに!

 

石橋自然農園は無農薬自然栽培で伝統野菜、固定品種を中心に野菜を栽培する奥飛騨の「小さい農家」です。

 

FBでも農園の様子を公開していますので是非ご覧ください。

食べる輸血「ビーツ」

見た目は飛騨の伝統野菜「赤カブ」。

 

でも、、ビーツはホウレン草と同じ仲間の野菜です。

 

ロシア料理の「ボルシチ」に欠かせないですよね。

 

とっても栄養価が高くて血流を良くするため「冷え性」「高血圧」「アルツハイマー」予防に効果があるそうです。

 

当農園でも今年初めて作付しました。

 

似た野菜で「スイスチャード」と言うカラフルな野菜も栽培しましたが、サラダにすると彩りがとってもきれいです。

 

さて、天空の里にもいよいよ雪が降り始めました。

 

畑にはカブや大根、葉物がまだ残っていますのであまり積もらないことを祈ります。

薪はたっぷり準備出来ました。

 

 

犬は雪が大好きです。

自然栽培の土づくり

毎日氷点下の朝が続く寒い日が続いています。

 

小雪も舞い始め、いつ積雪してもおかしくない季節になりました。

 

この時期は、道路に積もった落葉をかき集め、せっせと畑に運んでいます。

 

畑は耕さないので表面に落葉、米ぬか、もみ殻燻炭をパラパラと播くだけです。

 

あとは雪の下で、来年の4下旬までゆっくりとお休みしてもらいます。

 

お米のもみ殻で作った自家製「燻炭」

 

冬休みミニ山村留学「飛騨里山ステイ」4泊5日

 

いよいよ雪の季節がやって来ましたね。

 

今年は暖冬気味で紅葉は2週間ほど遅れましたが、ここ「天空の里」にも数日前からの寒気が影響し周辺の山まで雪が迫って来ています。

 

さて、早いものであと一月もすると子供たちは冬休みですね。

 

年末年始にはクリスマス、餅つき、年越し、お正月など楽しい行事がいっぱい。

 

そして山之村自然学校恒例の冬休みミニ山村留学を今年も実施します。

 

夏休みに来た子供たちの熱い要望に応えての開催決定でもあります。

 

期間は12月26日(月)~30日(金)までの4泊5日

 

小学高学年や中学生なら電車や高速バスの一人旅で来れるかな?

 

そり遊び、かまくら作り、餅つき、花餅作り奥飛騨の冬の暮らしと遊びをたっぷり体験してもらいます。

 

詳細は山之村自然学校ホームページをご覧くださいね。

 

冬休みは定員が少ないのでお問い合わせはお早目に!

 

 

2016年度 キノコガイドツアー最終回

山々が少しづつ色づき始めた10月23日(日)は、2016年度最後のキノコガイドツアーでした。

 

最終回は、リピーターの方と初めて参加される方の半分半分の参加構成。

 

親子での参加も2組あり、とても楽しいツアーとなりました。

 

 

晩秋に見られるキノコが、どんな樹種にどういう場所に発生するのか講義で基礎を学び野外講座会場に向かいます。

 

村内を流れる清流には、産卵を終えたヤマメがペアーで浅瀬を泳ぐ姿が見られます。

 

山に入ると朴の葉もすっかり落葉し、春の山菜として有名なコシアブラは透き通った美しい黄金色に輝いています。

 

クリやコナラ・ミズナラが生育する森には、ドングリや山クリがたくさん落ちています。

 

もちろんそれらを餌とするクマの大きな「ふ〇」も沢山落ちています。

 

森の入り口で、早速コナラの切り株からたくさんキノコが発生していました。

 

そのキノコを手に取り、形、色、香りなど図鑑では確認できない細部をしっかりチェック。

 

樹木を腐らせ分解する木材腐朽菌と言われるキノコの生態や特徴をお話しします。

 

1時間ほどの野外講義では山の地形、樹木の名前、キノコの発生場所を一つづつ確認。

 

途中、クマが栗の木に登り捕食した後に作る「クマ棚」も発見し、熊が身近に生息することを実感する参加者たち。

 

豊かな森には、人の手が加わっていることも学んでいただきました。

 

キノコ採取の後は種類別に選別し、名前を調べます。

 

その際にも、かごから採りだしたキノコの同定の難しさを体験してもらいました。

 

決して毒キノコによる食中毒が起こらないよう、ポイントをお話し美味しいキノコたちはお楽しみの「キノコ汁」に。

 

山を歩きお腹ペコペコの参加者の皆さんと、キノコづくしのお料理を作り秋の恵を堪能しました。

 

来年も再会をお約束し、今年度のガイドツアーを無事終えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カミオカスターコーン予約開始

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石橋自然農園の主力商品トウモロコシの産直を開始いたします。

 

幻の白いトウモロコシと呼ばれる「ピュアホワイト」に加え、今年からはスパースィート系のイエローコーンを「カミオカスターコーン」と独自ブランド化し販売しています。

 

カミオカスターコーンの特徴は、

 

①「生」でも食べられる抜群の糖度

 

種苗メーカーは糖度20度を超えると宣伝しています。

当農園のカミオカスターコーンは20度を超え22.3度❗と驚きの糖度を叩き出しました。

フルーツでも甘いとされるメロンやマンゴーが糖度16度ですから驚くほどの甘さですね。

 

「日本一甘い」と言える高糖度です。

②「超デカ」4Lサイズ越え

 

トウモロコシは大きな樹を作ることができれば大きな実がなります。

なので、種まき前の畑の土づくりが100日後の収穫に大きく影響します。

 

石橋自然農園は有機肥料「ボカシ」と堆肥をたっぷりと漉き込み土づくりしています。

畑の畝を歩くと、あちこちからキノコが生えているんですよ。

 

この土づくりのお陰で1本の重量が出荷規格の4L(480g以上)を楽々越えます。

550gを超えたカミオカスターコーンはまるで大瓶ビール並みです。

 

カミオカスターコーンの全長は2m50㎝以上あります。

 

③山之村高原の「寒暖差」とこだわりの「朝どり」

 

山之村産のトウモロコシがなぜこんなに甘くなるのでしょう?

 

それは、山之村高原の寒暖差だと思います。

山之村高原は標高800m~1000mあります。

石橋自然農園は、山之村高原でも南向きの日照時間が最も長い畑でカミオカスターコーンを栽培しています。

 

トウモロコシは、日中光合成で貯めた糖分を夜になり気温がグッと下がると実に移動させます。

山之村高原は、この寒暖差が20度以上にもなる日があり、実に糖分をたっぷり蓄えられたトウモロコシを早朝に収穫するので「激甘」になるんですね。

 

こうして栽培された「激甘」「超デカ」カミオカスターコーンと「幻の白いトウモロコシ」ピュアホワイト。

 

お盆頃からご予約順に発送いたします。

 

お問合せご注文は、石橋自然農園webショップ又はメールまで。

 

naturefarm.base.ec

 

 

 

 

 

夏休み短期山村留学「飛弾里山ステイ」始まりました

10年目を迎える山村留学が本日から本格的に始まりました。

 

今年は初回から参加してくれた高校生がスタッフとしてお手伝いに来てくれて、とても賑やかな飛弾里山ステイになりました。

 

都会暮らしの子供たちに、奥飛騨大自然の中でのびのび過ごして欲しいと願い、我が家の家族と同じ暮らしを体験してもらっています。

 

当農園の農作業を体験しながら、野菜のことだけでなく野性動物の習性や水や森のことなど体で感じてもらっています。

 

初めて参加してくれた子供達はすぐに山の子に変身しました。