薪割り体験が育むこと・・・
冬に薪ストーブで焚く薪は、今の時期に山から伐り出して割ってから乾燥させます。
毎年大量の薪を割るので、薪割りは家族総出の一大イベントとなっています。
我が家では、小学生に入学すると斧の扱いを教えます。
大人の使う斧ですからかなり重たいのですが、少しずつコツを覚えて上手に割ってくれます。
中学生になればチェーンソーも扱えますので、子供たちだけで薪を作れます。
薪割りは、手伝いをしながら樹木の種類や性質を知る良い勉強にもなります。
樹種によって同じ長さでも重さが違ったり、割れ方が違ったり、香りも違います。
また、節のある薪をどうしたらまっすぐに割れるか考えながら作業しています。
こういった体験が出来るのは、田舎暮らしならではですね。
割った薪は乾燥しやすい場所に積み上げるのですが、これも免許がいるほどコツが
要ります。
中学1年の長女と妻が担当し、崩れないように慎重に薪の壁を作り上げます。
こうして一夏乾燥させた薪は、飛騨の寒い長い冬でも私たちを温かく包んでくれるのです。
1本の薪の有難さが分かる良い体験だと思います!