石橋自然農園

ノーベル賞の街、飛騨神岡の天空の里「山之村」で無農薬野菜、平飼い養鶏、キノコ栽培をしています。

ボカシ肥料づくり

ボカシ作り

カブトムシの幼虫が沢山いる完熟したおがくずがメインの素材 石橋自然農園の野菜は有機栽培、自然栽培(無肥料)しています。

来月から植え付けを始める野菜のために「ボカシ肥」という肥料を作ります。 材料は「米ぬか」「魚粉」「ナタネ」「おがくず」「もみがら燻炭」といった 有機質です。

ボカシ

大型重機でボカシ肥の材料をまんべんなく撹拌します。

これを、適度な水分を含ませよーく撹拌します。 しばらくすると微生物の働きで温度が上がりはじめ、何回か撹拌をして出来上がり。

 

基本的には無肥料栽培でスタートしますが、野菜の成長を見ながら追肥として使います。 無肥料栽培は「自然農」という栽培方法に出会った20年以上前から実践しています。 「オーストラリア大陸 バイクで横断の旅」から帰ったあと、自然に対する価値観が 変わり、食べ物の「自給」をめざし畑を耕し始めました。 そんな時、一冊の本に出会いました。 「わら一本の革命」福岡正信(著)という本を読んだときの驚きは今でも鮮明に覚えて います。

 

堆肥

カヤも大切な土づくりの素材です。

 

その後、自然農を実践する川口由一さんに栽培法を習い、固定品種の種苗交換会に 参加したり、雑穀を栽培したりサラリーマンをしながら全国を走り回っていました。

 

そんな中で、自分なりに未来のライフスタイルを思い描くようになり、自給生活の 到達点として「百姓」を生業として選びました。 奥飛騨の山村で時間に縛られず、子供と動物、自然と触合いながら自然豊かな 日本の里山に住んでいられる日々を感謝しながら過ごしています。

 

今年から、主力商品の「トウモロコシ」「トマト」「卵」販売以外に、自給用として 栽培していた野菜やハーブ類をセットにしてお届けします。 当農園は喜んでくれるお客様の顔が見たくて直売スタイルで野菜を販売しています。 「顔の見えるお客様」が私たちの「宝物」なんです。

 

石橋自然農園ファンの皆様は「家族」同様、食べ物を通じて「感動」「健康」「幸せ」 をお届けいたします!